中国本土、新型コロナ新規市中感染確認例が8日ぶり出現…内モンゴル自治区で1人=10/13

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功したが、以降も局地的な市中感染確認例が度々出現している状況。

 最近では、雲南省のミャンマー国境付近での市中感染確認が続くほか、7月下旬には江蘇省南京市の南京空港で感染力の強いデルタ株のクラスターが発生して各地へ波及するなどの事案があり、9月上旬には福建省の一部でデルタ株の市中における伝播が出現、同月21日には黒竜江省ハルビン市でもデルタ株の市中感染確認例が出現している。

 中国の国家衛生健康委員会が10月14日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、13日の中国本土における新規市中感染確認は1人だったとのこと。内モンゴル自治区シリンゴル盟の事案。中国本土で市中感染確認例が出現するのは8日ぶりのこと、市中の無症状感染例については4日連続ゼロだったという。

 直近の再流行に関して、黒竜江省のケースは累計約90人の感染確認があったが、ハルビン市および隣接市にとどまり、省外への拡散は確認されていない。福建省のケースでは累計感染確認が約470人に上ったものの、福建省の一部にとどまり、省外への拡散はなかった。いずれのケースもすでに落ち着いており、黒竜江省では10月6日以降、福建省では9月29日以降、10月2日(アモイ市で1人)を除いてそれぞれゼロが続いている。

 10月13日24時時点の中国全土で治療中を受けている感染確認者数は630人(うち輸入性が489人)で、重症のケースはゼロ。無症状の患者370人(輸入性358人)が医学観察下にあるという。

 中国当局は域内における拡散防止と同時に、域外からの流入と院内感染を防止するための徹底した措置を講じるなどして「清零(ゼロ化)」を目指す徹底的な対処を進めてきた。具体的には、局地ロックダウン、全民PCR検査によるスクリーニング、区域を跨ぐ移動の制限、飲食店等の特定業種に対する営業制限等の措置が挙げられる。今年5月下旬に広東省で発生した大規模再流行、7月下旬に南京空港で発生したクラスターに端を発し、10を超える省市とマカオへ波及した再流行についてもデルタ株によるものだが、それぞれ約1ヶ月で封じ込めに成功した実績がある。

 このほか、マカオ特別行政区では13日まで4日連続市中感染確認例ゼロ、香港特別行政区では同5日連続ゼロとなっている。

マカオとの陸路の玄関口のとなる広東省珠海市の拱北出入境ゲート(資料)—本紙撮影

マカオとの陸路の玄関口のとなる広東省珠海市の拱北出入境ゲート(資料)—本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ治安警察局は7月18日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を…
  2.  マカオ司法警察局と治安警察局は7月17日に合同会見を開き、同月16日にマカオ半島新口岸地区にある…
  3.  マカオ治安警察局は7月17日、マカオ半島北部にある關閘エリアの路上にいた男性に声をかけて模造品の…
  4.  このほどマカオのゲーミング規制当局(博彩監察協調局=DICJ)が公表した今年第2四半期(2024…
  5.  このほどマカオ政府財政局(DSF)が公表した最新統計によれば、今年(2024年)6月の住宅売買・…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  4.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  5.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年7月号
(vol.133)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun