マカオ、新型コロナワクチン接種率が85%に達する

 人口約68万人マカオでは、昨年(2021年)2月上旬から市民に対する無償の新型コロナワクチン接種プログラムを展開している。

 マカオ政府新型コロナウイルス感染症対策センターが3月29日夜、同日午後6時時点の総人口比のワクチン接種率が85%に達したと発表。接種者数にして58万0771人。年齢層別では、3〜11歳が52.2%、60歳以上が約68%で、平均を下回る状況。

 マカオで接種率7割を達成したのは昨年11月19日、8割達成は今年3月9日のこと。近頃、マカオ政府ではマカオでも流行リスクが存在するとし、各界の協力を得て特に高齢者と子供へのワクチン接種キャンペーンを展開しており、接種率アップにつながったものとみられる。

 同センターでは、高齢者及び慢性疾患を持つ人が新型コロナに感染した場合に重症化や死亡に至りやすく、実際に最近の香港で起こったことが証明するように、ワクチン接種による予防効果は非常に大きいとし、自分自身と家族の健康を守るため、速やかに接種を受けるよう再度の呼びかけを行なった。

 マカオでは、3月29日まで170日連続で市中感染確認例ゼロを維持しているが、近隣の広東省や香港では連日市中感染確認が相次ぐ。中でも、香港では昨年末から流行第5波が始まり、2月以降は感染確認数が急増。第5波開始以来、3月29日までの累計は約113万人、死亡率は0.65%に上っている。香港におけるワクチン接種率は第5波が始まって以降に急上昇し、2月6日に8割、3月5日に9割を突破した(※香港の接種率は3〜11歳を除いた数値)。

ビオンテック製のmRNAワクチンの接種を受けるマカオ居民(資料)=2021年3月3日(写真:マカオ政府新型コロナウイルス感染症対策センター)

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