中国本土の新型コロナ新規市中感染者数は1501人…5日連続2千人以下維持=8/25

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株の流入を受け、上海や北京といった主要都市を含む一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が8月26日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月25日の中国本土における新規市中感染確認者数は262人(前日から83人減)だったとのこと。内訳は海南省111人、チベット自治区83人、四川省27人、陝西省15人、重慶市8人、広東省4人、遼寧省3人、青海省3人、山西省2人、新疆ウイグル自治区2人、内モンゴル自治区1人、上海市1人、江西省1人、河南省1人。このうち海南省の39人、チベット自治区の24人、陝西省の11人、四川省の10人、重慶市の2人、新疆ウイグル自治区の2人、山西省の1人、遼寧省の1人、青海省の1人の計91人が無症状から感染確認へ転じた事案。中国本土で市中感染確認例が出現するのは314日連続で、22日連続3桁となった。

 市中の無症状感染例は1239人(前日から50人減)。内訳はチベット自治区444人、海南省285人、新疆ウイグル自治区133人、青海省103人、河南省67人、陝西省51人、四川省39人、江西省20人、湖北省13人、広西チワン族自治区13人、河北省12人、重慶市12人、遼寧省9人、甘粛省8人、山東省6人、黒竜江省5人、江蘇省5人、広東省4人、福建省3人、浙江省2人、天津市1人、上海市1人、湖南省1人、雲南省1人、寧夏回族自治区1人。

 無症状を含む新規感染者数は1501人で、16日連続4桁となったが、5日連続2千人以下を維持した。

 8月25日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は7648人(うち輸入性が621人)で、重症者は35人(輸入性ゼロ)。無症状の患者2万2447人(輸入性695人)が医学観察下にあるとのこと。

 新規感染者数の省区市別では、チベット自治区が最多の527人。無症状が84.3%を占めた。8月1日からリゾート地として知られる三亜市を中心にオミクロンBA.5の流行が続く海南省は396人で、大半が三亜市からの報告例。近日は新規感染者数の減少が続いている。

 香港・マカオに隣接する広東省では、しばらく落ち着いた状況が続いた後、8月5日以降は連日複数の感染例が出現。25日の新規感染者数は8人で、2日連続1桁を維持。すべて深圳市から報告されたケース。他にも各地で再流行が散発しており、ウイルス型もさまざま。

 中国本土の状況は総じて落ち着いている一方で、香港ではソーシャルディスタンス措置の第二次緩和後に市中感染確認数の緩やかなリバウンドが続き、直近では8千人台(輸入性含む)まで増加している。主流株がオミクロンBA.5に置き換わりつつある状況で、医療体制の準備も進んでいる。マカオでは6月中旬から市中でオミクロンBA.5.1の流行が続き、累計1800人超に達した。ただし、全市民を対象とした高頻度のPCR検査及び迅速抗原検査によるスクリーニングと準ロックダウンともいえる厳格な防疫措置を講じて対応した結果、8月1日までにゼロコロナ状態を実現。以降は落ち着いた状態を維持している。

中国広東省深圳市の繁華街「東門歩行街(老街)」(資料)—本紙撮影

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