マカオ初のマリオット最高級ブランドホテル「ラグジュアリーコレクション」が開業へ…IRロンドナー内

 マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショナルは9月24日、マカオで初めてとなるマリオット最高級ブランドホテル「ラグジュアリーコレクション」を開業することを明らかにした。

 マカオ初のラグジュアリーコレクションとなるホテルはサンズチャイナがマカオ・コタイ地区で運営する英国・ロンドンテーマのIR施設ロンドナーマカオ(The londoner Macao)に併設する「ロンドナーグランド(Londoner Grand)」。

 ロンドナーグランドはシェラトングランドマカオ(Sheraton Grand Macao)の後継にあたり、現在リブランドのための大規模改装工事が進められている。

「ロンドナーグランド」グランドテラススイートルームのイメージ(写真:Sands China Ltd.)

 サンズチャイナによれば、ロンドナーグランドの客室数(スイート含む)は2405室。客室インテリアデザインを手掛けるのは数々の受賞歴を誇るピーター・シリング&アソシエイツ(Peter Silling & Associates)社で、英国ジョージ王朝時代の建築様式を取り入れ、ロンドン随一の高級住宅街として知られるメイフェア地区のタウンハウスをイメージしたエレガントなものになるという。

 また、ロンドナーグランドには、インターナショナル&チャイニーズビュッフェの「ハンプトンコート(Hampton Court)」、地元と中国各地の料理を揃えるオールデイダイニングの「チェルシーガーデン(Chelsea Garden)」、点心・飲茶、コンフェクショナリーショップ、ブリティッシュパブの3つのエリアで構成される「コンサバトリー(The Conservatory)」のほか、オーセンティックな広東料理とコンテンポラリーな四川料理の5つのダイニング施設が入る予定とのこと。

「ロンドナーグランド」のオールデイダイニング「チェルシーガーデン」のイメージ(写真:Sands China Ltd.)

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