香港、1月初旬から4週間のインフルエンザ死亡例が122件に…約9割が65歳以上

 香港衛生署衛生防護センターは2月3日、香港でインフルエンザ流行期が前月(1月)初旬にスタートして以降、最初の4週間のインフルエンザによる死亡例が122件に上ったことを明らかにした。

 同センターの徐樂堅(エドウィン・ツイ)総監によれば、最初の4週間にICU(集中治療室)での治療を必要とした、あるいは死亡した成人のインフルエンザ感染例は199件で、前年同時期の127件を上回ったとのこと。このうち7割超が予防接種を受けておらず、死亡例のうち約9割が65歳以上という。

 同センターでは、現在も香港及び北半球の多くの地域で流行拡大が続いているとの見方を示した上、予防接種を受けるなど、より警戒を強め、個々人の感染予防策を強化するよう呼びかけた。

 参考までに、香港の人口は約750万人で、人口過密地域のひとつとして知られる。

香港の町並み(資料)=本紙撮影

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