マカオレジェンド、ゲーミング売上26.3%減=15年第1四半期

マカオフィッシャーマンズワーフやランドマークホテルを運営するマカオのレジャー大手、マカオレジェンドディベロップメント(勵駿創建)は5月14日、同社及び子会社の今年(2015年)第1四半期の業績発表を行った。

マカオレジェンドディベロップメント社は、マカオのカジノ経営ライセンスを有する6社の一角に当たるSJM社のライセンスの下、フランチャイズ方式でファラオズパレスカジノとバビロンカジノを運営している。

グループの第1四半期ゲーミング(カジノ)売上は前年同期比(以下同)26.3%減の2.42億香港ドル(日本円換算:約37.3億円)、ノンゲーミング売上は8.2%減の1.22億香港ドル(約18.8億円)。また、調整後EBITDAは65.6%減の7490万香港ドル(約11.5億円)、ゲーミングサービス調整後EBITDAは54.8%減の1.01億香港ドル(約15.6億円)となった。

グループのゲーミングテーブル総売上は53.8%減の11.34億香港ドル(約174.7億円)。このうち、ファラオズパレスカジノのマスゲーミング(平場)テーブル売上は32.6%減の3.05億香港ドル(約億47.0円)、VIPルームテーブル売上は62.5%減の7.26億香港ドル(約111.8億円)、バビロンカジノのマスゲーミングテーブル売上は24.4%減の5170万香港ドル(約8.0億円)。なお、グループ直営のVIPルームテーブル事業によって5090万香港ドル(約7.8億円)のゲーミング売上貢献があったという。

マカオレジェンドディベロップメントでは、マカオフィッシャーマンズワーフの大規模リニューアルを進めており、今年2月にハーバービュー・ホテルが開業したほか、別の新ホテルや恐竜体験館、パフォーマンスシアター、オープンエア型ショッピングモール及びグルメ施設、クルーズ船停泊施設などの開発を進めている。ハーバービューホテルの開業に伴い、フィッシャーマンズワーフの来場者数は前年同期比13.9%増の98.6万人となった。

マカオフィッシャーマンズワーフの新ホテル、ハーバービューホテル外観—本紙撮影

マカオフィッシャーマンズワーフの新ホテル、ハーバービューホテル外観—本紙撮影

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