マカオ、カジノチップめぐる詐欺事件=両替時に大盛り、ディーラーと客に扮した男女の3人で共謀

マカオ・コタイ地区のカジノ施設でゲーミングテーブルのディーラーと客に扮した男女の3人が共謀してカジノチップを詐取する事件があった。

マカオの日刊紙「澳門日報」が8月25日付紙面でマカオ司法警察局の発表を元に報じた記事によると、8月22日、あるテーブルで男女が2万香港ドル(約3.1万円)の現金をチップに両替するようディーラーに依頼した際、額面100香港ドルと1000香港ドルのチップの山と交換したという。この際、男女がテーブルを見えにくくするような動作をしており、両替後は賭けをせずにそのまま立ち去ったことから、不審に思った捜査員が所持品検査を行ったところ、現金よりも多い額面11万3000香港ドル分(約174.3万円)のチップを手にしていたことが発覚したという。警察当局はマカオ人のディーラーと客に扮した中国本土出身の男女の3人が共謀して犯行に及んだとし、業務上横領の疑いで逮捕、送検した。

カジノ運営企業は8月3日の時点でこのディーラーによる不審な行動を把握していたといい、以後、監視を強化していたとのこと。この3人による犯行は警察が把握しているだけで3回、カジノ運営会社の被害総額は14万1000香港ドル(約217.5万円)程度としているが、容疑者らはさらに多くの犯行を自供していることから、カジノ運営会社の被害額が膨らむ可能性もあるとのこと。なお、ディーラーは報酬として両替一回ごとに数千香港ドルの報酬を得ていたという。

カジノチップとバカラのゲーミングテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノチップとバカラのゲーミングテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

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