マカオロータスフラワーフェスティバル開幕=6月26日まで

マカオでは、ハスの花が美しく咲き誇り、瑞々しい香りが街に漂う初夏シーズンを迎えている。ハスの花はマカオ特別行政区の区旗や区章のデザインにも採用されるなど、マカオのシンボルフラワーとして親しまれている存在だ。

毎年この時期に開催され、今年で16回目を迎える「マカオロータスフラワーフェスティバル(澳門荷花節)」が6月18日に開幕した。

6月26日までの会期中、市内の公園や公共スペースにハスの花が展示されるが、最も規模が大きいメイン会場となるのがタイパ島の観光名所、タイパヴィレッジに近いカルモ教会及びタイパハウスミュージアム周辺の龍環葡韻エリアとなる。展示面積10ヘクタールという会場には今回フィーチャーされる品種は1993年に中国ロータスフラワー研究センターで誕生した「落霞」をはじめ、珍しい品種のハスの数々が展示され、手工芸コーナーなども設けられるとのこと。また、今年はよりハスの花を間近で見ることができるよう、通路のデザインが工夫されているという。

マカオ地球物理気象局の週間天気予報によると、会期中の天候は概ね晴れで、気温は28〜33度と暑い日が続く見通し。

マカオロータスフラワーフェスティバル会場を視察するソニア・チャンマカオ政府行政法務庁長官=6月18日(写真:GCS)

マカオロータスフラワーフェスティバル会場を視察するソニア・チャンマカオ政府行政法務庁長官=6月18日(写真:GCS)

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