屋台狙う強盗相次ぐ―セナド広場周辺

昨年12月末から今月初頭にかけ、セナド広場周辺で屋台を狙った強盗が相次いで発生しているという。昼夜問わず犯行が繰り返されており、現在も犯人逮捕には至っていない。

9日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。被害を受けたのはセナド広場周辺の新聞スタンドや児童向け衣料を販売する複数の屋台で、商品やつり銭などが狙われたという。新聞スタンドでは小売価格1箱60パタカの高級タバコ「中華」などの高額商品を中心に盗まれ、被害額は7~8,000パタカに及んだ。警戒が敷かれる中にもかかわらず犯行は昼夜問わず繰り返されているといい、屋台経営者は金銭的被害に加え、精神的に大きなショックを受けている。

春節を前にした歳末時期に入るマカオでは、バス車内でのスリや住宅・オフィスの空き巣などへの防衛策など、より一層防犯意識を高めることが求められる。

セナド広場周辺の商業区(写真はイメージ)―本紙撮影

セナド広場周辺の商業区(写真はイメージ)―本紙撮影

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