マカオ、公務員の海外出張成果報告を公開へ=17年2月から

マカオ特別行政区の公務員海外出張成果公開ガイドラインが制定され、今年(2017年)2月から施行されることになった。

ガイドラインの規定によれば、「視察」と「セミナー」を主要目的とした公務員の海外出張の成果報告について、原則としてマカオへの帰着日から起算して60日以内の公開が必須となる。なお、内容が機密に属するもの、マカオ特別行政区の安全及び刑事調査等に関係するものについては、開示前に承認を必要とする。なお、成果報告資料は、政府が新たに設けるウェブサイトに掲載されるとのこと。

出張成果報告の公開に踏み切る理由について、マカオ政府では施政の透明度を高めるためと説明している。

マカオ特別行政区政府本部ビル(資料)—本紙撮影

マカオ特別行政区政府本部ビル(資料)—本紙撮影

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