失業率1.9%維持―2012年10-12月就業調査

マカオ政府統計調査局は28日、2012年10-12月の就業調査結果を発表。失業率は前回調査(9-11月)の1.9%と変わらず、引き続き歴史的低水準を維持。就業不足率は0.1%下落の0.7%に。

今年10月から12月の労働人口は35.7万人、労働力参加率は72.4%。そのうち就業人口は35万人に達し、前回調査と比較して500人の増加。業界別ではリテール業、製造業就業者数が伸長し、建築業が減少した。

失業人口は6,600人で前回調査と変わらず。初めての職探しをする新増労働力に占める失業人口は16.1%で、0.6%減。

2012年通年の失業率は2.0%、マカオ市民の失業率は2.6%で前年から0.6%良化している。

また、2012年の就業者の平均月額賃金所得は12,000パタカとなり前期比200パタカ増。うち、マカオ市民は13,000パタカで前期同。

前年同期との比較では、労働力参加率0.3%、失業率0.6%、就業不足率0.2%とそれぞれマイナス。マカオにおける就業環境は依然として好調。

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