マカオの17年11月〜18年1月の住宅価格指数257.2…前回調査から3.3%上昇

マカオ政府統計調査局は3月8日、昨年(2017年)11月から今年(2018年)1月の住宅価格指数を公表。

同期間の住宅価格指数は257.2で、前回調査(2017年10〜12月)から3.3%の上昇。未完成物件(プレビルド)の価格指数が14.0%上昇の274.2となったことが主要因で、現住物件(中古)は0.4%下落の270.7だった。

エリア別では、マカオ半島が2.1%上昇の257.9、タイパ島・コロアン島が9.1%上昇の254.1。中古に限ると、マカオ半島が0.5%下落の265.9、タイパ島・コロアン島が0.3%上昇の292.9。

築年数別では、5年以下が2.9%上昇の257.1、11〜20年が0.4%上昇の277.4だった一方、6〜10年は3.4%下落の243.7、20年以上は0.6%下落の268.4。

総体、中古、プレビルドの価格指数は前年の同じ時期からそれぞれ12.8%、11.8%、16.8%の上昇。

住宅価格指数は2011年を基準とし、住宅売買・移転にかかる不動産印紙税資料をもとに算出されたもの。これまでは四半期ごとの統計だったが、今回からよりタイムリー数字を反映するため月次で直近の3ヶ月の数字を発表する方式に改められた。

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2018年1月本紙撮影

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2018年1月本紙撮影

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