マカオ税関、ロシアW杯を前に偽スポーツブランド品の摘発実施…世界税関機構の動きに呼応

四年に一度のサッカーの祭典となるロシアW杯を前に、世界税関機構による偽スポーツブランド品に対する摘発が行われている。

マカオ税関(澳門海關)は3月23日、世界税関機構の動きに呼応し、同月5日から23日にかけてマカオにおける巡回取り締まりを実施。4件の有名スポーツブランド商標権侵害事案を摘発したと発表した。

4件のうち3件が市内の販売店で見つかったもので、中国本土から安価で仕入れたものを高値で販売していたケースなど。押収量はスポーツバック371個、スニーカー215足、スポーツシャツ310枚に上った。残る1件はマカオ国際空港から再輸出される貨物の中から見つかったスニーカー40足。

マカオ税関では、店舗や運送会社の関係者など6人について、産業財産権関連法違反で起訴する方針。

マカオ税関による偽スポーツブランド品の摘発の様子=2018年3月20日(写真:澳門海關)

マカオ税関による偽スポーツブランド品の摘発の様子=2018年3月20日(写真:澳門海關)

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