マカオ政府統計調査局は3月8日、昨年（2018年）11月〜今年（2019年）1月期の住宅価格指数を公表。総体住宅価格指数は265.4で、昨年10〜12月期から1.3%下落。エリア別ではマカオ半島が1.1%下落の267.9、タイパ島・コロアン島が2.0%下落の254.8。

現住物件（中古）の価格指数は1.0%下落の286.9。エリア別にみると、マカオ半島が1.1%下落の282.2、タイパ・コロアン島が0.9%下落の307.1。築年数別では、6〜10年が2.6%、11〜20年が2.4のそれぞれ下落。5年以下は0.1%の上昇。未完成物件（プレビルド）については2.4%下落の265.6。

前年同時期との比較では、総体住宅価格指数が3.2%、中古が6.0%のそれぞれ上昇。プレビルドが3.1%下落。

住宅価格指数は2011年を基準とし、住宅売買・移転にかかる不動産印紙税資料をもとに算出されたもの。

住宅が密集するマカオ半島の町並み（資料）＝2018年1月本紙撮影