マカオ、20年3月運輸通信統計公表…商用便のフライト数が9割超下落

 マカオ政府統計調査局は4月29日、今年(2020年)3月の運輸通信統計を公表。

 同月マカオ国際空港を離発着した商用便のフライト数は前年同月から91.1%減となる527便にとどまった。中国本土との往来便に限ると92.3%減の178便。1〜3月累計のフライト数は前年同時期から51.3%減の8411便。

 また、3月のマカオ国際空港における貨物取扱量は35.0%減の2327トン。内訳は輸入が69.2%減の173トン、輸出が23.8%減の1948トン、トランジットが55.3%減の206トン。1〜3月累計の貨物取扱量は前年同時期から26.0%減の6401トン。

 3月の陸路のコンテナ貨物の総重量は28.3%増の1777トン、海路は37.8%減の7830トン。1〜3月累計では陸路が前年同時期から13.1%増の5077トン、海路が27.5%減の2万6440トン。

 3月末時点の携帯電話契約数は前年同月から6.5%増の229万0759件、固定電話契約数は6.3%減の11万4633件、インターネット契約数は8.6%増の60万0971件。3月単月のインターネット総接続時間は7.3%増の1.4億時間、1〜3月累計では7.7%増の4.0億時間。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  アジア有数の観光デスティネーションのマカオでは、年間最大の書き入れ時のひとつとなる五・一(労働節…
  2.  マカオ政府とカジノ経営コンセッションを結ぶ6陣営の一角で、マカオ半島でMGMマカオ、コタイ地区で…
  3.  マカオ政府衛生局(SSM)は5月2日夜、マカオ域内で今年(2024年)2人目の輸入性デング熱感染…
  4.  澳門海關(マカオ税関)は4月30日、同月29日にマカオ半島北部・關閘エリアの商業ビル、如意閣商場…
  5.  マカオでは、5月1日から新増訂版の「食品添加物使用基準」が適用開始となった。  食品安全行…

ピックアップ記事

  1.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…

注目記事

  1.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun