マカオ 2021年1月貨幣・金融統計公表…マカオ居民の預金残高2ヶ月ぶり増

 マカオ政府金融管理局は3月5日、今年(2021年)1月の貨幣・金融統計を公表。内容のサマリーは下記の通り。

【マネーサプライ】
 流通貨幣が前月から3.3%増、通知預金も0.3%の増となり、M1は0.9%上昇。これと同時に、準通貨負債は0.5%増加。M1及び準貨幣負債を含む広義貨幣供給量M2は0.5%上昇(2ヶ月ぶり上昇)、金額は6959億マカオパタカ(日本円換算:約9兆3627億円)となった。前年同月との比較では、M1が9.5%下落、M2が0.5%下落。M2に占める通貨別の比率はマカオパタカが34.6%、香港ドルが49.0%、人民元が5.1%、米ドルが9.6%。

【預金】
 マカオ居民(マカオ居留権保有者)による預金残高は前月から0.4%増の6767億マカオパタカ(約9兆1044億円)で2ヶ月ぶり増、非居民による預金残高についても11.8%増の3603億マカオパタカ(約4兆8475億円)、公共部門の銀行システムへの預金残高は0.3%減の2632億マカオパタカ(約3兆5411億円)で2ヶ月ぶりのマイナスとなり、これらを総合して計算した銀行システムの預金残高は3.2%増の1兆3002億マカオパタカ(約17兆4929億円)。このうち、マカオパタカ、香港ドル、人民元、米ドルの占める割合はそれぞれ18.7%、48.8%、5.8%、22.8%。

【融資】
 地元民間部門への融資は前月から2.5%増の5474億マカオパタカ(約7兆3647億円)。対外民間部門への融資は11.9%増の7152億マカオパタカ(約9兆6223億円)。民間部門へ融資額は合計で7.6%増の1兆2626億マカオパタカ(約16兆9871億円)となり、マカオパタカ、香港ドル、人民元、米ドルの比率はそれぞれ15.9%、40.1%、14.5%、26.7%。

【預貸率/不良債権比率】
 銀行のマカオ居民に対する預貸率は今年1月末時点で前月末から1.2ポイント上昇の58.2%。非マカオ居民含む総体預貸率は4.0ポイント上昇の97.1%。1ヶ月及び3ヶ月ベース計算による流動資産対負債比率はそれぞれ54.2%、53.3%水準。不良債権比率は前月末の0.37%から0.01ポイント下落の0.36%。

マカオ金融管理局ビル(資料)=2020年7月本紙撮影

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