中国本土の新型コロナ新規市中感染者数は29省市区から1748人…内モンゴル自治区ではオミクロンBF.7が流行=10/8

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株の流入を受け、上海や北京といった主要都市を含む一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が10月9日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月8日の中国本土における新規市中感染確認者数は441人(前日から6人減)だったとのこと。9日連続100人超となった。内訳は内モンゴル自治区207人、新疆ウイグル自治区53人、広東省34人、四川省22人、山西省20人、陝西省20人、重慶市19人、雲南省14人、河南省8人、海南省8人、北京市6人、江蘇省5人、遼寧省4人、浙江省4人、チベット自治区4人、湖南省3人、寧夏回族自治区3人、黒竜江省2人、上海市2人、貴州省2人、安徽省1人。このうち内モンゴル自治区の71人、広東省の7人、重慶市の7人、四川省の5人、浙江省の4人、雲南省の3人、山西省の1人、遼寧省の1人、江蘇省の1人、河南省の1人、湖南省の1人、陝西省の1人の計103人が無症状から感染確認へ転じた事案。

 市中の無症状感染例は1307人(前日から6人増)。内訳は内モンゴル自治区424人、新疆ウイグル自治区383人、甘粛省61人、四川省45人、雲南省36人、寧夏回族自治区32人、湖北省31人、河南省30人、陝西省30人、チベット自治区29人、安徽省22人、広東省21人、遼寧省20人、上海市19人、湖南省18人、山西省16人、貴州省15人、江蘇省13人、河北省12人、浙江省10人、山東省8人、吉林省7人、重慶市7人、黒竜江省5人、天津市4人、福建省4人、広西チワン族自治区3人、北京市2人。

 無症状を含む新規感染者数は1748人で、前日と同数。4日連続1千人超となった。

 10月8日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は3618人(うち輸入性が641人)で、重症者は13人(輸入性1人)。無症状の患者1万1043人(輸入性850人)が医学観察下にあるとのこと。

 10月8日に新規感染者の報告があった省市区の数は前日から1少ない29。このうち3桁となったのは内モンゴル自治区(631人)と新疆ウイグル自治区(436人)で、これら2自治区の合計が全体の61.0%を占めた。

 内モンゴル自治区は3日連続600人超となり、オミクロン変異株の亜系統にあたるBF.7の流行が中国本土で初めて出現した模様。

 香港・マカオに隣接する広東省では、しばらく落ち着いた状況が続いた後、8月5日以降は連日複数の感染例が出現している状況。8日の新規感染者数は前日から19人減の55人で、広州市27人、恵州市10人、深圳市7人、珠海市2人など省内11都市に分布。深圳市では依然として隔離対象ではない一般市中からPCR検査によるスクリーニングで発見に至るケースが報告されている。マカオに近い珠海市の2人は省外から車で同市へ入った夫婦という。

 中国本土の状況は総じて落ち着いている一方で、香港ではソーシャルディスタンス措置の第二次緩和後に市中感染確認数の緩やかなリバウンドが続き、一旦1万人(輸入性含む)水準まで増加した後、直近では3〜4千人台まで減少。9月26日からは入境時の義務的隔離検疫も不要となり、事実上ウィズコロナに転換したといえる。入境時隔離検疫撤廃後も感染者数に大きな変化は生じていない。マカオについては1ヶ月以上にわたって市中感染確認数ゼロの落ち着いた状態を維持。こちらは中国本土に倣ってゼロコロナ政策を堅持する方針を示している。

マカオとの陸路の玄関口のとなる広東省珠海市の拱北出入境ゲート(資料)—本紙撮影

マカオとの陸路の玄関口のとなる広東省珠海市の拱北出入境ゲート(資料)—本紙撮影

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