LCCエアアジアがマカオ線の運航を続々再開

 マレーシアに本拠地を置く格安航空会社(LCC)のエアアジアがマカオ線の運航を再開。2月14日夜、運航再開後の初便となるクアラルンプール発のAK186便がマカオ国際空港に到着し、マカオ政府旅遊局(MGTO)が歓迎セレモニーで出迎えた。

 マカオは長くゼロコロナ政策による厳格な水際措置を維持してきたが、昨年(2022年)12月から事実上のウィズコロナに転換し、以降は段階的に水際措置の緩和が進んだことで、マカオ国際空港を発着する国際線の運航再開につながった。

 エアアジアでは、今回のクアラルンプールに続き、2月18日からバンコク、3月2日からマニラとマカオを結ぶ路線の運航再開を予定している。

 なお、マカオと日本の間を結ぶ直行便については、マカオ航空が成田線の運航を再開済みで、3月にも大阪(関空)線が再開見込みとの情報もある。ただし、コロナ前と比較して便数は少なく、日本とマカオの往来にあたって、より選択肢の多い香港国際空港経由が主流となっている状況。

マカオ線の運航再開初便となるエアアジア機内で開催された歓迎セレモニーの様子=2023年2月14日(写真:MGTO)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府文化局(ICM)はマカオ半島の塔石広場に面して建つ旧エストリスホテル(愛都酒店)の跡地…
  2.  マカオ・新口岸地区の南湾湖畔に位置するレイクサイドプロムナードなどが会場となる第6回マカオランタ…
  3.  マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)「ロンドナー・マカオ(澳門倫敦人/The Lond…
  4.  マカオでは、9月29日の中秋節を間近に控え、市内あちこちがランタンのデコレーションで彩られるなど…
  5.  マカオ・コタイ地区にある複合リゾート施設「リスボエタマカオ(澳門葡京人/Lisboeta Mac…

ピックアップ記事

  1.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  2.  香港とマカオの間をおよそ1時間で結ぶ高速船「ターボジェット」及び「コタイウォータージェット」を運…
  3.  マカオの統合型リゾート(IR)運営大手のギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は…
  4.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ」内に9月8日、新ホテル「W…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年10月号
(vol.124)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun