マカオ、ホテルビュッフェ向けの鯛の刺身からリステリア菌検出

 マカオの食品安全行政を管轄する市政署(IAM)は6月1日、同署が定例実施する食品に対する無作為検査で、鯛の刺身のサンプルからリステリア菌を検出したと発表。

 リステリア菌が検出されたサンプルはマカオ半島新口岸地区にあるハーバービューホテル内にあるプラハレストラン(ビュッフェスタイル)で検査したものといい、同店に対して当該食品の調理から提供に至る過程を見直すよう求め、再検査に合格するまでの間、提供を見合わせるよう命じたとのこと。

 同署によれば、リステリア菌は食品を介して感染する食中毒菌のひとつで、冷蔵の低温状態でも生存、繁殖し、解凍した食材を生食で提供する場合は比較的高リスクという。

マカオ・ハーバービューホテル(資料)=本紙撮影

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