マカオ政府旅遊局が東京で観光プロモーションイベント開催へ…3月8〜10日

 マカオ政府旅遊局(MGTO)は3月5日、今週末の3日間(3月8〜10日)にわたり東京のCOREDO室町テラス大屋根広場で日本からマカオへのインバウンド誘致を目的としたコンシューマー向けの観光プロモーションイベントを開催すると発表。

 同局では、今回はマカオにとってアフターコロナで初めてとなる日本でのプロモーションイベントとなり、マカオ航空及びマカオの統合型リゾート運営6社がブース出展し、各社の施設や新要素などをアピールするほか、共同で各種キャンペーン商品をプロモートし、旅客ソースの拡大を図るとしている。

 プロモーションイベントに先立ち、3月6日に日本の旅行業界関係を対象としたマカオ「ツーリズム+MICE」セミナー&フェアをパレスホテル東京にて開催し、マカオの最新の観光及びMICE関連情報の紹介、日本とマカオの間での旅客の相互訪問促進を図るネットワーキングセッションなどが予定されているという。

 同局によれば、コロナ前2019年には日本からマカオへのインバウンド旅客数は延べ30万人近くに上り、当時のマカオにおける国際旅客ソース市場で3位だったとのこと。今年(2024年)1月からは東京(成田)、大阪(関西)とマカオを結ぶ直行便が各1日1往復まで回復しており、同局として航空会社との協力による日本発マカオ往復航空券のプロモーション実施や今回の東京でのプロモーションイベント等を通じ、日本人旅客にとってマカオがトップ観光デスティネーションとなるよう取り組んでいるとした。

マカオ政府旅遊局が東京で開催する観光プロモーションイベントのフライヤー(図版:MGTO)

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