マカオ、風雨シーズン到来受け文化財建築物の安全点検実施

 マカオ政府文化局(ICM)は5月8日、風雨シーズンの到来を受け、同月初旬からマカオの文化財建築物の保護管理強化を目的とし、主に一般公開されている寺院及び教会等に対する風水害防止措置及び電気利用状況の点検を進めてきたと発表。

 近日、マカオでは豪雨に見舞われたが、同局によれば、世界遺産モニタリングセンターのデータに基づき、世界遺産建築物の保護状況を注視する中、これまでのところ安全への影響は出現していないとのこと。

 同局では、文化財建築物の管理者に対し、風水害防止措置などの対策を事前に十分講じ、適切な保護を行うよう呼びかけた。

文化財建築物の寺院に対する安全点検の様子(写真:ICM)

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