マカオでは、ハスの花が美しく咲き誇り、瑞々しい香りが街に漂う初夏シーズンを迎えている。ハスの花はマカオ特別行政区の区旗や区章のデザインにも採用されるなど、マカオのシンボルのひとつとして親しまれている存在だ。

　毎年この時期には「マカオロータスフラワーフェスティバル（澳門荷花節）」が開催され、今年で25回目を迎える。

　主催のマカオ市政署（IAM）は6月27日、今年の第25回マカオロータスフラワーフェスティバルの開催概要を発表。

　開催期間は7月6日から20日までの15日間で、イベントテーマは「荷香融匯，東西共賞」とし、テーマロータスフラワー「曙光」と20種数のハスを展示するとのこと。

　メイン会場はタイパ島・龍環葡韻エリアとなり、東西文化の出会いがテーマのデザインに。ハスをテーマにした各種ワークショップやハスの生態を観察するツアーなどのプログラムも用意される予定。このほか、市内の公園（紀念孫中山市政公園、盧廉若公園、花城公園ほか）、広場（セナド広場ほか）などにもハスの花が展示されるという。

　イベントの詳細は市政署公式ウェブサイト（https://www.iam.gov.mo/）で確認することができる。