マカオ、カジノで負けた中国人の兄弟が廟宇の賽銭箱から現金盗む

 マカオ治安警察局は1月27日、タイパ島の柯維納馬路(オリベイラ通り)にある廟宇の賽銭箱から現金を盗んだとして中国人(中国本土居民)の男2人(47歳の兄と44歳の弟)を逮捕したと発表。

 同局によれば、同月24日未明、上述の廟宇の賽銭箱から現金が盗まれる事件が発生したとする通報が寄せられたことから、同局がこの廟宇の管理責任者と連絡を取った後、廟宇側から約5400パタカ(日本円換算:約10.3万円)相当分の現金が窃盗被害に遭ったとする報告があったという。

 これを受け、同局が「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムを活用して容疑者2人を突き止め、同日中にマカオ半島の福隆新街付近で両人の逮捕に成功。この際、両人はさまざまな通貨の現金のほか、巻尺、懐中電灯、木の板、両面テープ、両面テープが巻かれた金属片などを所持していたとのこと。

廟宇の賽銭箱から現金を盗んだとして逮捕された兄弟(写真:マカオ治安警察局)

 同局の調べに対し、容疑者の1人(弟)が1月23日と24日にわたって当該廟宇において粘着テープを巻いた金属片を繋いだ縄状のツールを使って窃盗行為に及んだことを認めた上、24日は犯行途中に見つかったことから失敗し、逃走を図ったと供述。また、捜査を通じて両人は揃って1月22日にマカオ入りし、カジノで負けたことから、共同で犯行を計画したことが明らかとなったが、兄の方は見張り役を担当しただけとし、窃盗への参加を否認したという。同局では両人を加重窃盗罪で検察院送致するとした。

 マカオではしばしば同様の手口による賽銭箱や募金箱から現金が盗まれる事件が発生している。

警察が公表した証拠品(写真:マカオ治安警察局)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は2月2日、偽造ゲーミング(カジノ)チップを用いた複数の詐欺事案に関与したとして…
  2.  目下、マカオは旧正月の春節を間近に控えた「歳末」にあたる。春節シーズンは観光都市マカオにとって年…
  3.  観光都市マカオにとって、農暦新年(春節/旧正月)シーズンは年間最大の書き入れ時のひとつに数えられ…
  4.  マカオ政府統計・センサス局が1月30日に公表した昨年(2025年)の運輸・通信統計によれば、同年…
  5.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するMGMチャイナホールディングスは2月3日、日本・大阪を発…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は1月19日、国際旅客誘致策の一環として2024年と2025年に実施…
  2.  マカオ政府博彩監察協調局(DICJ)は1月1日、昨年(2025年)12月の月次及び年間のカジノ売…
  3.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…
  4.  マカオ政府公共建設局(DSOP)は1月23日、新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」の整備構…
  5.  マカオ治安警察局は1月4日、昨年(2025年)通期の各種出入境関連統計の速報値を発表。  …

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2026年2月号
(vol.152)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun