マカオ、春節シーズンにパレードやドローン&花火ショーなど大型観光イベント多数開催

 観光都市マカオにとって、農暦新年(春節/旧正月)シーズンは年間最大の書き入れ時のひとつに数えられる。今年(2026年)の春節は2月17日で、前後にかけて、多くのインバウンド旅客がマカオを訪れることが予想される。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)は2月3日に会見を開き、今年の春節シーズンに開催を予定している春節祝賀テーマの大型観光イベントの概要を発表。目玉イベントは春節パレードとドローン&花火ショーで、それぞれ複数回開催予定とのこと。

前回(2025年)の春節パレードと花火のイメージ(資料)=2025年1月31日(写真:MGTO)

 春節パレードは春節から数えて3日目にあたる2月19日夜にマカオ半島東部の沿岸一帯、同12日目にあたる2月28日夜にマカオ半島の北区一帯でそれぞれ開催される。

 例年、春節3日目にマカオ半島東部の沿岸一帯で開催されるパレードの方が規模が大きく国際的で、より観光客が楽しめるものとなっている。今回、3日目のパレードには山車(電飾を施した車両)17台とともに、マカオ、香港、中国本土、ポルトガル、スペイン、イタリア、フィリピン、韓国から約1300人のパフォーマーが行進予定。

 山車とパフォーマーは当日の午後8時に西灣湖廣場(マカオタワー前)を出発し、孫逸仙大馬路、観音像前、マカオ科学館前を経てマカオフィッシャーマンズワーフに至るルートを進む。スタート地点のステージでは、香港・マカオの歌手らが出場するステージでのライブパフォーマンスも行われるという。沿道の複数箇所に計約4200席の無料観覧席(午後5時半から先着順)を設けるほか、市内各所に設置する大型モニタや地元テレビ局の番組でパレードの模様をライブ中継するとした。

 春節シーズン恒例の花火大会について、今年初めてドローンショーの要素を盛り込み、3夜にわたって開催される。開催日時は2月19日(春節3日目)午後9時45分、2月23日(同7日目)及び3月13日(同15日目)のいずれも午後9時から15分間、マカオタワー正面海上が打ち上げ会場となる。

 同局では、おすすめ鑑賞場所としてマカオ半島の「南灣・雅文湖畔(アニム・アルテ・ナンワン)」、「孫逸仙大馬路の観音像〜観音像休憩区」、「沙格斯大馬路(マンダリンオリエンタルマカオ近く)」、「マカオ科学館前防潮堤」、「湖濱路(YOHOトレジャーアイランドリゾートワールドホテル近く)」とタイパ島北部の「タイパ海洋大馬路一帯」の6ヶ所を挙げ、これらの場所に音響設備を設置し、ショーに合わせてバックグラウンドミュージックを流すとした。

春節パレードの告知フライヤー(図版:MGTO)

 上記以外にも、2月17・18日にかけて、長さ238メートルの巨大金龍を中心に勇壮かつ華麗なライオンダンス、財神や干支の龍をモチーフにしたキャラクター、マカオ観光大使のマスコット「麥麥(マクマク)」らが東洋と西洋の文化が交差するマカオならでは街並みを巡る名物の「金龍パレード」など、春節シーズンにかけて市内各所で官民による各種イベントが多数開催予定。春節パレードの詳細はMGTOの当イベント特設サイト(https://www.macaotourism.gov.mo/ja/article/cny/parade-2026)にて、その他イベントについてはMGTO公式サイト(https://www.macaotourism.gov.mo)で確認することができる。

 MGTOのマリア・エレナ・デ・セナ・フェルナンデス局長は会見前の囲み取材に応じた際、今年の中国本土における春節ホリデーは例年より長い9日間(2月15〜23日)となっていることを挙げ、ホリデー期間中のインバウンド旅客数について、単日平均延べ15.8〜17.5万人、合計延べ140万人超との見込みを示した。

春節祝賀テーマの大型観光イベント開催概要発表会見の様子=2026年2月3日(写真:MGTO)

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