2024マカオ国際マラソン開催…約1.2万人が参加

 今年(2024年)で43回目を迎えた「2024ギャラクシーエンターテインメント・マカオ国際マラソン」がきょう(12月1日)午前に開催された、フルマラソン、ハーフマラソン、ミニマラソンの3部門合計で例年同様に定員いっぱいとなる約1.2万人のランナーが参加した。

 今大会は絶好のマラソン日和といえる冬晴れの中で開催され、フルマラソン部門の男子はエチオピアのフィカドゥ・ケベベ・デベレ選手が連覇を飾り、女子はロシアのアレクサンドラ・モロゾバ選手が初出場での優勝を果たした。優勝タイム(暫定)はフィカドゥ・ケベベ・デベレ選手が前年を更新する2時間12分16秒、アレクサンドラ・モロゾバ選手が2時間34分22秒。このほか、男子フルマラソンでマカオの王坤則選手がマカオ記録を更新する2時間24分35秒でゴールした。

マカオ半島とタイパ島を結ぶカルバーリョ総督大橋を駆けるランナーら=2024年12月1日(写真:マカオ政府体育局)

 マカオ国際マラソンは毎年12月第1週の日曜日に開催されている市民マラソン。1981年の第1回大会の参加者は400人だったが、近年の健康ブームに乗ってエントリー希望者数が増加傾向にあり、参加枠の拡大が続いてきたが、それでも早い段階でエントリーが定員に達する状況となっている。今大会の総参加枠は例年通りだったが、部門別で調整が行われ、ミニマラソンが減(-200人の5600人分)、フルマラソンが増(+200人の1600人分)となった。

 なお、マカオ国際マラソンはコスチューム賞も設けられているのも特徴で、今大会にも趣向を凝らした格好で参加するランナーの姿が多く見られた。

個性的なコスチュームを身に纏って参加したランナーら=2024年12月1日(写真:マカオ政府体育局)

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