行政改革に意欲、予算増やさず公務員数抑制へ—マカオ行政長官

北京を訪問中の崔世安マカオ行政長官は9月23日、現地で記者会見を行い、次期(第4代)マカオ行政長官の任命書を受領し、習近平国家主席ら中国の中央指導部首脳らと会談を行った今回の訪京の成果などについて語った。

崔行政長官によると、これまで5年間の施政運営について、習近平国家主席、李克強国務院から評価を得ることができたとした。また、マカオ内外の情勢が大きく変化しつつある中、次代行政長官及びマカオ政府に対する、さらに高度な要求もあったとし、マカオの持続的発展につながる経済の多元化について、中央が高い関心を抱いていることを明かした。

次期政権の組閣についてはマカオへ戻ってから着手し、早期に中央に対して名簿を提出する予定という。

この他、次期政権では重複した政府機構の整理を行う公共行政改革を推し進めるとし、政府総予算は増やさず、公務員総数の抑制を行っていく考えを示した。

9月23日、駐北京マカオ特別行政区オフィスで記者会見を行う崔世安マカオ行政長官(写真:新聞局)

9月23日、駐北京マカオ特別行政区オフィスで記者会見を行う崔世安マカオ行政長官(写真:新聞局)

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