旧正月期間中のタクシー違反検挙数138件、8割がぼったくりと乗車拒否=マカオ

近年、マカオでは一部の悪質なタクシードライバーによるぼったくりや乗車拒否が社会問題となっている。マカオ政府交通事務局と治安警察局は、旅客が増える旧正月期間中にパトロールを強化するなどして対応したという。

治安警察局が2月17日から22日までに検挙したタクシーによる違反件数は116件で、内訳では、ぼったくりの64件、乗車拒否の25件が目立った。また、治安警察局と交通事務局が2月17日から23日までに7回実施した合同取り締まりによる違反検挙数は22件で、ぼったくりが16件、乗車拒否が5件があった。総合すると、旧正月期間中の138件の違反のうち、約8割をぼったくりと乗車拒否が占めたことになる。

当局では違反の根絶に向けて今後もパトロールと取り締まりを継続するとしている。

旧正月期間中の当局による違反タクシーに対する取り締まりの様子=2015年2月22日(写真:GCS)

旧正月期間中の当局による違反タクシーに対する取り締まりの様子=2015年2月22日(写真:GCS)

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