マカオ15年Q1観光物価指数1.51%上昇=「飲食」が最大

マカオ政府統計調査局は4月17日、今年(2015年)第1四半期(Q1)の観光物価指数が146.19となり、前年同期比1.51%の上昇となったことを発表。飲食サービス費、土産食品価格の上昇が主要因という。

前年同期と比較して指数上昇幅が大きかったのは飲食(7.86%増)、衣類・履物(5.49%増)、娯楽及び文化活動(5.18%増)。一方、3〜4つ星ホテル価格が下落したことから、ホテル宿泊価格指数は4.33%の下落となった。

15年Q1の観光物価指数は前年Q4と比較して0.33%上昇。ホテル宿泊価格指数は3.77%、娯楽及び文化活動が2.88%のそれぞれ上昇がめだった。一方、ハンドバッグや冬物女性衣料の値下げプロモーションがあったことから、衣料・履物価格指数は7.81%下落。

今年Q1までの直近4季の平均観光物価指数は直前期と比較して3.63%上昇。このうち、飲食が7.42%、衣類・履物が6.41%、食品・タバコ・アルコール飲料が4.78%、娯楽及び文化活動が4.65%と上昇幅が大きかった。

観光客で賑わうマカオ歴史的市街地区のストリート(イメージ)=マカオ・大三巴街—本紙撮影

観光客で賑わうマカオ歴史的市街地区のストリート(イメージ)=マカオ・大三巴街—本紙撮影

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