マカオ警察、ナイトクラブで不法就労の韓国人女子らを検挙=夜の歓楽街で一斉取り締まり

マカオ警察当局は「落雷作戦」と銘打った夜の繁華街を対象とした一斉取り締まりを頻繁に実施している。

警察では、9月18日深夜から翌未明にかけて、マカオ半島及びコタイ地区のカジノ、カラオケ店、バーなどを重点対象とした捜査員220人体制の大規模作戦を展開。現場にいた男子461人、女子320人の計781人に対する身元確認などの調査を行った。このうち、マカオ半島中心部にあるナイトクラブで19人の女子(韓国籍3人、中国本土籍16人)が不法に就労していたことが発覚し、雇用主の男子1名とともに検挙したとのこと。

マカオを訪れる韓国人旅客は近年増加傾向にあり、昨年(2014年)は前年比16.9%増の約55万人に達した。韓国で今年(2015年)5月末からMERS(中東呼吸器症候群)の感染拡大が顕在化したことを受け、直近では大幅減に転じている。今年に入って以降、スポーツベッティングサイトの運営、組織売春、自作自演の狂言、オーバーステイなど、マカオにおける韓国人による犯罪も目立っている。

マカオのナイトクラブで不法就労した疑いで検挙された韓国籍、中国籍の女子ら(写真:CPSP=マカオ治安警察局)

マカオのナイトクラブで不法就労した疑いで検挙された韓国籍、中国籍の女子ら(写真:CPSP=マカオ治安警察局)

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