マカオ中央図書館が設立120周年迎える

マカオ中央図書館が今年(2015年)9月28日に設立120周年を迎える。

マカオ中央図書館の歴史は、19世紀末の1893年に当時のポルトガル王室がマカオに国立図書館を開設する勅令を発布したところからスタートしたとされる。2年後の1895年にマカオ国立図書館が正式に設立されたが、リソース不足から仮設形式での運営となり、何度も移動を余儀なくされたという。マカオ半島の旧市街にある塔石広場に面した現在の場所に移転したのは1983年で、その後、1994年にマカオ国立図書館から現名称のマカオ中央図書館となった。また、1990年代後半から複数の分館も開設されている。

なお、マカオ中央図書館はマカオ半島中心部のジョルジュ・アルヴァレス公園前にあたる旧法院ビル跡地への移転が予定されている。

マカオ中央図書館=塔石広場(写真:ICM)

マカオ中央図書館=塔石広場(写真:ICM)

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