団体旅行受入好調、ホテル稼働率堅調―10月

マカオ政府統計調査局は14日、今年10月にマカオを訪れた団体ツアー客がのべ809,591人で対前年23.7%の大幅増、ホテル客室稼働率は0.8%減の80.9%で堅調だったと発表。

10月にマカオを訪れた団体ツアー客のべ809,591人の主な出発地別内訳は下記の通り。
・中国本土:589,018人 24.3%増(うち広東省:244,185人)
・台湾:73,901人 66.1%増
・韓国:38,958人 61.2%増
・香港:31,960人 1.4%減
・日本:18,267人 2.4%減

今年1-10月の団体ツアーによる入境旅客数合計はのべ7,381,059人で、前年同期比24.4%増、旅客総数に占める割合は31.8%となる。

マカオ全体で100軒のホテル及びサービスアパートメントが10月末時点で提供する客室数は26,050室となり、対前年3,750室、16.8%増。うち、5つ星ホテルの客室が占める割合は63.8%。

2012年10月のホテル及びサービスアパートメントの宿泊人数はのべ787,825人で、対前年10.3%増、平均宿泊日数は1.4晩で、0.17%の減少。ホテル及びサービスアパートメントの客室稼働率は0.8%減の80.9%。うちホテルに限ると81.4%、さらに5つ星ホテルでは82.7%と平均を超える。今年1-10月のホテル及びサービスアパートメント宿泊者数合計はのべ7,803,299人で前年同期比11.3%増、平均客室稼働率は82.3%で同0.7%減。9月末の大型ホテルオープンにより供給が増えている中、稼働率は引き続き高水準を維持している。

2012年1-10月、ホテル及びサービスアパートメントに宿泊したゲスト数は旅客総数の64.9%を占め、前年同期比3.3%増。

2013年頭に新棟がオープンし、マカオ最大規模の客室数となるシェラトンマカオ (c) Sheraton Macao

2012年9月20に開業、マカオ最大規模の客室数を誇るシェラトンマカオのロビー (c) Sheraton Macao

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