マカオ日本商会第2回会員大会開催

14日夜、マカオ日本商会(澳門日本商会、崔世昌会長)の第2回会員大会及び交流会がホテルオークラマカオ28階のボールルームにて開催された。マカオ日本商会副会長でマカオ立法会議員の簫志偉氏、マカオの日系企業及び日本と関係の深い地元企業関係者、香港から日本総領事館、JETRO関係者など約60名が参加。

開会の挨拶で、在香港日本総領事館の石川主席領事は、昨今の日中関係について、現在東京と北京の間で継続して話し合いが行われており、2013年の早い段階での関係修復を望んでいると語った。中でも、親日地域として知られるマカオと今後も継続して良好な関係を築いていきたい点を強調。

また、マカオを管轄する在香港日本国総領事館の隈丸優次総領事が2013年1月に離任することになり、現時点で後任は未定とのこと。隈丸総領事の離任後、しばらく石川氏が総領事代理を務める。隈丸総領事はマカオに対する関心が非常に高く、現地訪問機会も多かった。

マカオ日本商会では今年、日中関係の悪化に伴い10月に予定していた日本視察ツアーが中止になるなどの影響があった。香港ではすでに政府及び民間による大小さまざまな日本関連イベントが復活していることから、マカオにおいても順次再開ムードとなるのではないかと予想される。

挨拶を行う在香港日本総領事館の石川氏―本紙撮影

挨拶を行う在香港日本総領事館の石川氏―本紙撮影

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