KONAMIのカジノ向け競馬ゲームマシンがマカオの大型IR「MGMコタイ」で稼働…マカオ3施設目の導入例

 マカオの電子カジノゲーム機サプライヤー、アジア・パイオニア・エンターテインメント・ホールディングス(以下、APA)は8月27日、コナミ・オーストラリア社が開発したカジノ向け競馬ゲームマシン「Fortune Cup(中国語タイトル:運財賽馬)」が8月下旬からマカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「MGMコタイ」で正式に稼働を開始したと発表。

 APAによれば、当該マシンは今年に入ってからマカオ半島、コタイ地区のカジノ施設で稼働し、多くのプレーヤーを吸引し、カジノオペレーターからもポジティブな反応を得るなど、成功を収めていたとのこと。今回がマカオで3施設目の導入例となる。

 マシンの特徴として、伝統的なアーケード版の競馬ゲームのスタイル、実際の競馬体験を融合させたことが挙げられる。マシン上のコースで展開するレースの様子をデジタルビデオアニメーションで再現。広東語の実況は香港の著名競馬評論家、洪良錫(サムエル・ハン)氏と共同制作したという。

 コナミ・オーストラリアでは、重要市場であるマカオにおいて、年末までさらに多く設置をしていきたいとしている。

コナミ・オーストラリア社が開発したカジノ向け競馬ゲーム機「Fortune Cup」(写真:Asia Pioneer Entertainment Holdings Limited)

コナミ・オーストラリア社が開発したカジノ向け競馬ゲーム機「Fortune Cup」(写真:Asia Pioneer Entertainment Holdings Limited)

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