在香港日本国総領事館の来訪者1人が新型コロナ感染確認

 今年(2021年)1月11日の午前と午後に書類の申請と受領のため在香港日本国総領事館46階の領事部邦人支援班窓口へ来訪した1人が、その後の検査で新型コロナウイルス陽性だったことが判明した。

 人口約750万人の大都市で、在留邦人も多い香港では、昨年11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いており、終息の兆しが見えない状況。

 同館が1月21日未明に発出した現地在留邦人向けメールマガジンの内容によれば、20日夕方に香港政府衛生署から通知があり、この来訪者が19日付で感染確認されたとのこと。

 これを受けて、同館では20日夜間に領事窓口を含む46階関連スペースの消毒作業を実施。21日以降も領事部邦人支援班窓口を含めて通常通り開館する予定という。

 また、同館では11日を含むすべての開館日について、昼の休館時間及び閉館後にそれぞれ、領事窓口および待合室のアルコール除菌を行うとともに、来訪者に対して入館時のマスク着用、手指等のアルコール消毒、体温測定への協力を求め、感染予防に万全を期しているとのこと。

 同館では、11日に領事窓口を利用した人で、万一、発熱等感染の可能性がある症状が見られる等の場合には、直ちに医療機関を受診することをお勧めするとしている。

在香港日本国総領事館(資料)—本紙撮影

在香港日本国総領事館(資料)—本紙撮影

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