4月入境旅客数、対前年1.9%増

マカオ特区政府統計調査局は23日、今年4月のマカオ入境旅客数統計を発表した。4月の単月入境旅客数はのべ2,382,156人となり、対前年1.9%の増加。うち、日帰り旅客が1,257,210人と全体の52.8%を占めた。旅客の平均滞在時間は1.1日で、前年比0.1日増加。宿泊を伴う旅客の滞在時間は2.1日、日帰り旅客は同0.2日。

旅客の出発地別では、中国大陸からの旅客が1,391,119人で全体の58.4%を占め、前年比9.5%の増。省別の内訳では、広東省641,433人、褔建省72,755人、浙江省50,776人、湖南省49,920人の順。また、中国大陸からパックツアーではなく個人旅行形式での旅客が541,551人となり,9.3%増加している。中国大陸からの旅客の平均滞在時間は1.1日、宿泊を伴う旅客に限ると同2.2日。中国大陸に次いで旅客が多かったのが香港の654,803人と中国台湾の85,718人。それぞれ、前年比7.7%、22.4%の減少。これらの大中華圏に次ぐのが、フィリピンの28,972人、韓国の28,119人、日本の26,591人。こちらはそれぞれ前年比20.0%、8.7%、24.0%と大幅な伸長。

今年1~4月の入境旅客総数はのべ9,324,476人となり、対前年6.3%増。内訳は中国大陸5,618,826人、韓国153,701人、日本137,864人で、それぞれ13.5%、16.2%、11.3%の増。逆に、香港2,375,016人、中国台湾335,532人と、こちらはそれぞれ4.5%、13.1%の減少。日帰り旅客は5,038,499人で全体の54.0%を占めた。

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ金融管理局は5月17日、今年第1四半期(2024年1〜3月)のマカオ国際性銀行業務統計を公…
  2.  このほどマカオ政府財政局(DSF)が公表した最新統計によれば、今年(2024年)4月の住宅売買・…
  3.  マカオ政府とコンセッション(カジノ経営権契約)を結ぶ6陣営の一角にあたるサンズチャイナは5月16…
  4.  澳門海關(マカオ税関)は5月15日、各イミグレーション施設で税関検査の強化を図るとともに、香港税…
  5.  マカオの統合型リゾート(IR)運営6陣営の一角にあたるサンズチャイナは5月15日、コタイ地区にあ…

ピックアップ記事

  1.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun