マカオ科学館の2024年入館者数が71.5万人に…前年から8.1%増、コロナ前上回る

 このほどマカオ科学館が公表した昨年(2024年)の年次報告によれば、昨年の入館者数が前年から8.1%増の71万5584人(延べ、以下同)に上ったとのこと。アフターコロナ2年目にして2019年水準を上回った。

 昨年、マカオ科学館で実施された科学普及教育活動の参加者数は14万5797人、件数は3891件で、それぞれ前年から2.4%、12.9%増。また、217件の科学普及教育、情報技術(IT)、社会・文化などがテーマのイベントと808件のオフィシャルイベントも開催されたとのこと。

 マカオ科学館はマカオ半島新口岸地区のウォーターフロントにあり、エキジビション棟、プラネタリウム棟、コンベンション棟で構成される複合施設。世界的に著名な建築家、I.M.ペイ氏が設計したユニークな外観でも知られ、2009年に完成、2010年1月25日に正式オープンした。

 参考までに、マカオの人口は約68万人、昨年のインバウンド旅客数は3492万人。

マカオ科学館(資料)=2016年2月本紙撮影

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