平場カジノの喫煙所設置準備進む―マカオ

マカオ政府衛生局は8月12日、今年(2014年)10月6日からマカオのカジノのマスゲーミングフロア(平場)の全面禁煙化がスタートするのにあたり、カジノ運営会社がフロア内に設置する喫煙所の準備について、概ね順調に進んでいるとの見解を明らかにした。

喫煙所はドア付きの密閉された空間とすることや、直接室外に煙を送り出す排気ダクトを設けるなどの基準を設けており、カジノ運営六社から提出された計画案を博彩監察協調局、工務局、消防局でチェックしたところ、概ね基準に合致しているが、一部追加資料を必要とするものもあったという。衛生局では、カジノ六社に対して9月頭までに設計図面の提出を要請し、10月6日に間に合うよう速やかに審査を行うとしている。

なお、マカオに41あるカジノのうち、喫煙所設置を予定している施設は40あるとのこと。

全面禁煙化は平場に限られ、VIPカジノは従来通り分煙を継続する。

マカオのカジノ(写真はイメージ)―本誌撮影

マカオのカジノ(写真はイメージ)―本誌撮影

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