マカオ競馬、累積赤字591億円に拡大=8月末に独占経営権満期、契約更新申請へ

カジノばかりが目立つが、マカオには競馬、ドッグレース、スポーツくじ、ロトといったギャンブルも存在する。

マカオの政府系放送局TDMが7月8日午前のラジオニュースで報じた内容によると、マカオ・タイパ島にあるマカオジョッキークラブ(マカオ競馬場)の昨年(2014年)度収支について、5100万パタカ(日本円換算:約7.8億円)を超える赤字となり、累積赤字は38.7万パタカ(約591億円)に達したという。

また、マカオジョッキークラブがマカオ政府から与えられている独占経営権が今年(2015年)8月末で満期を迎えることについて、政府に対して契約更新を申請する準備を進めているとのこと。

マカオジョッキークラブはマカオカジノ最大手のSJMホールディングスやスポーツくじ及びドッグレースなどを傘下に持つ総合観光・娯楽企業グループSTDM社(本社:マカオ)グループの一員。

大型カジノIR施設が建ち並ぶコタイ地区に近いタイパ島に位置するマカオジョッキークラブ(資料)—本紙撮影

大型カジノIR施設が建ち並ぶコタイ地区に近いタイパ島に位置するマカオジョッキークラブ(資料)—本紙撮影

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