ターボジェットの香港・屯門〜マカオ線、1月28日就航=所要時間40分

香港とマカオを結ぶ高速船サービス「ターボジェット」運営会社が香港・新界地区の屯門フェリーターミナルとマカオの外港フェリーターミナル新路線を今月(1月)28日に開設することを正式発表した。

屯門は香港の西北部に位置し、新界地区最大の住宅地域であるほか、香港国際空港や中国・シンセンとの出入境ゲートにも近い。

ターボジェットが今回発表したタイムテーブルによると、所要時間は40分となっており、既存の香港島(上環)や九龍半島(尖沙咀)とマカオを結ぶ路線と比較して20〜25分短い。また、開設当初の運航数は1日4往復だが、今後の増便も計画されているという。チケットは1月18日正午(現地時間)から発売開始となる。

昨年(2015年)10月、ターボジェット運営会社の親会社にあたる信徳(シュンタック)グループ傘下の港澳飛船公司が香港・屯門フェリーターミナルの7年間に渡る管理・運営権を香港特別行政区政府から獲得したことを受け、同港と珠江デルタに位置するマカオや中国・広東省の主要港との間を結ぶ新航路を段階的に拡充していく考えを示していた。

【資料:ターボジェット屯門〜マカオ線スケジュール】
・屯門>マカオ:08:10/09:10/15:10/18:10
・マカオ>屯門:14:10/16:10/17:10/20:10
※スケジュールは2016年1月17日に発表されたもの
※就航日は2016年1月28日
※マカオの発着港は外港フェリーターミナル

手前がターボジェットの高速船(資料)=香港島・上環のフェリーターミナルにて本紙撮影

手前がターボジェットの高速船(資料)=香港島・上環のフェリーターミナルにて本紙撮影

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