香港からの訪日旅行客数150万人突破、対前年64.6%増

在香港日本国総領事館は1月27日、日本政府観光局(JNTO)が同月19日に公表した昨年(2015年)の推計値で、香港からの訪日旅行客数が前年から64.6%の大幅増となる152万4300人に達したとするプレス発表を行った。

JNTOの統計(推計値)によると、昨年の訪日旅行客総数は47.1%増となる1973万7400人。香港は中国本土の499万3800人(前年比107.3%増)、韓国の400万2100人(45.3%増)、台湾の367万7100人(29.9%増)に次ぐ4番目だった。なお、香港の人口は約730万人。

総領事館では、同館及びJNTO香港事務所として、あらためて香港市民、訪日旅行に関係するすべての企業及び個人に感謝するとともに、今年もさらに香港ー日本間の観光を含む経済関係が強化されることを期待しているとコメントした。

香港の町並み。九龍半島・尖沙咀からヴィクトリアハーバー越しに香港島のビル群を望む(資料)—本紙撮影

香港の町並み。九龍半島・尖沙咀からヴィクトリアハーバー越しに香港島のビル群を望む(資料)—本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  澳門海關(マカオ税関)は4月30日、同月29日にマカオ半島北部・關閘エリアの商業ビル、如意閣商場…
  2.  マカオでは、5月1日から新増訂版の「食品添加物使用基準」が適用開始となった。  食品安全行…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  4.  英「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)」は当地時間の4月30日、THEアジア大学ラン…
  5.  アジア有数の観光デスティネーションのマカオでは、年間最大の書き入れ時のひとつとなる五・一(労働節…

ピックアップ記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…

注目記事

  1.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun