マカオ税関、手荷物検査に「赤緑式」導入へ

マカオ税関は3月7日、海路、陸路、空路の各出入境施設の税関検査場おいて手荷物検査に「赤緑式」を順次導入する方針を明らかにした。

赤緑式とは、旅客自身が手荷物が免税の範囲を超えている、または超えているか分からない場合、その他の税関での諸手続きが必要な場合に赤の窓口、免税範囲を超えていない場合に緑の窓口を通過することを選択するもの。

赤緑式は手荷物検査を適正かつ迅速に行うための重要手段のひとつとして、世界税関機構(WCO)が構成各国・地域に対して積極的に採用するよう呼びかけているものとのこと。

マカオ税関では、年内をメドに段階的に赤緑式を導入する計画。今年(2016年)3月15日から外港フェリーターミナルで試験導入し、その結果を踏まえて改善を行った後、上半期中に残る海路出入境施設、下半期中には各陸路出入境施設及びマカオ国際空港に拡大する予定。

マカオ税関による赤緑式手荷物検査導入告知ポスターイメージ(写真:マカオ税関)

マカオ税関による赤緑式手荷物検査導入告知ポスターイメージ(写真:マカオ税関)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ国際空港運営会社のCAMは9月27日、港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設の制限エリア内…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)ザ・ロンドナー・マカオ内に入るコンラッドマカオ…
  3.  マカオは人口約67万人、面積約32平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR…
  4.  マカオ警察総局は9月27日に会見を開き、広東省及び香港の警察当局と合同で今年(2023年)6月1…
  5.  公立マカオ理工大学(MPU)ゲーミング&ツーリズム研究センターは9月26日、同月23日にマカオ青…

ピックアップ記事

  1.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  2.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ」内に9月8日、新ホテル「W…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  香港とマカオの間をおよそ1時間で結ぶ高速船「ターボジェット」及び「コタイウォータージェット」を運…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年10月号
(vol.124)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun