マカオのカジノで偽札使うもディーラーに見破られる…中国人2人逮捕

マカオ司法警察局は5月19日、マカオ・コタイ地区のカジノ施設内のゲーミングテーブルで複数枚の偽造1000香港ドル紙幣をチップに両替しようとした中国本土出身の男2人(31歳の自称エンジニア及び42歳の自称運転手)を偽造紙幣行使の疑いで逮捕した。(※1000香港ドル=約1万4000円)

司法警察局の発表によると、男らは1000香港ドル紙幣18枚と500香港ドル紙幣4枚を混ぜて両替を依頼した際、テーブルを担当していたディーラー職スタッフが粗悪な品質の1000香港ドル紙幣を見て偽造ではないかと気付いて社内通報したという。カジノ運営企業から連絡を受けた司法警察局の刑事捜査員が間もなく現場に駆けつけ男らの所持品検査を行ったところ、さらに15枚の偽造と疑われる1000香港ドル紙幣が見つかった。

その後、司法警察局刑事技術検査が鑑定を行ったところ、見つかった33枚の1000香港ドル紙幣はすべて偽造されたものであることが判明。紙質が荒く、色味も本物と明確に違っているといい、カラーコピーではないかとのこと。香港ドル紙幣は3つの銀行が発行しており、それぞれデザインが異なるが、今回の33枚の偽造紙幣はスタンダード・チャータード銀行版が2枚、中国銀行版が10枚、HSBC版が21枚という内訳だったにもかかわらず、番号は7組しかなかったという。なお、両替時に使用した4枚の500香港ドル紙幣については本物だったとのこと。

マカオの通貨はマカオパタカだが、香港ドルも広く流通している。1000香港ドル紙幣は香港ドル紙幣の中で最も額面が大きく、偽造紙幣もしばしば見つかっている。

偽造紙幣行使の疑いで逮捕された中国本土出身の男2人の所持品(写真:マカオ司法警察局)

偽造紙幣行使の疑いで逮捕された中国本土出身の男2人の所持品(写真:マカオ司法警察局)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は2月13日、今年(2026年)1月の違法無認可宿泊施設及び違法観光…
  2.  フランスの高級音響ブランド「Devialet(デビアレ)」は2月12日、パリのオペラ座とのパート…
  3.  マカオ政府文化局(ICM)は2月10日、元宵節にあたる(2026年)3月3日夜、マカオを象徴する…
  4.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進む中、歩行者による禁止場所や赤信号での道路横断行…
  5.  澳門海關(マカオ税関)は2月12日、マカオ警察総局による指揮の下、各種違法・犯罪行為の抑止と取り…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府公共建設局(DSOP)は1月23日、新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」の整備構…
  2.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は1月19日、国際旅客誘致策の一環として2024年と2025年に実施…
  4.  マカオ政府博彩監察協調局(DICJ)は1月1日、昨年(2025年)12月の月次及び年間のカジノ売…
  5.  マカオ治安警察局は1月4日、昨年(2025年)通期の各種出入境関連統計の速報値を発表。  …

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2026年2月号
(vol.152)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun