マカオのホテル客室でドラッグパーティ開催か…中国の公務員ら4人逮捕

マカオ・コタイ地区にあるリゾートホテルの客室内でドラッグパーティに参加していたとみられる中国の公務員の男ら4人が禁止薬物所持などの疑いでマカオ司法警察局に逮捕された。

マカオ司法警察局の発表によれば、通報を受けて現場の捜索を行ったところ、客室内に4人の男がいたという。このうち、中国の公務員の男(45)のスーツケースの中から少量の違法薬物と吸引用具、この男の甥にあたる少年(16)の所持品からアイスと呼ばれる違法薬物0.9グラムと吸引用具が見つかった。残る2人のうち、1人(35)は偽造身分証を所持、もう1人(52)は高利貸し事件に関わった疑いで手配中の人物で、伸縮式の警棒を所持していたとのこと。

警察の調べに対し、公務員の男は甥と一緒にマカオを訪れ、違法ドラッグを提供していたことを認めたが、その他の2人の同宿者とは面識がないと供述しているとのこと。なお、このホテルの客室は逮捕された4人とは別の名義で借りられていたことが分かっており、警察で該当者の行方を追うとともに、背後関係を詳しく調べる方針。

マカオ司法警察局(資料)—本紙撮影

マカオ司法警察局(資料)—本紙撮影

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