マカオ、強盗被害を自作自演のフィリピン人女子逮捕…カジノの負けを家族から叱責されると怖れ

マカオ司法警察局は4月30日、架空の強盗事件をでっち上げ、自らを「被害者」に仕立て上げた「虚構犯罪」の疑いでフィリピン人ホームヘルパーの女(36)を逮捕、送検したことを明らかにした。

司法警察局の発表によると、女は同月28日夜、マカオ中区の路上で何者かに1万0500パタカ(日本円換算:約15万円)を奪われたと治安警察局に通報。司法警察局が引き継ぎを受けて捜査に当たっていた。司法警察局が女への聞き取り調査を進めたところ、女の証言に矛盾点が多かったという。しばらくした後、女はカジノで負けて金を使い果たしてしまい、家族らから叱責されるのを怖れて被害をでっち上げたと自白したとのこと。

マカオ司法警察局(資料)—本紙撮影

マカオ司法警察局(資料)—本紙撮影

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