マカオで今年2例目の輸入性デング熱病例確認=患者にフィリピン渡航歴

マカオ政府衛生局は5月24日、今年2例目となる輸入性デング熱病例を確認したと発表。

患者はマカオ半島労働節街に居住するマカオ居民の女性(47)で、5月4日から16日にかけて親族に会うためフィリピンを訪れていたとのこと。マカオに戻った後、19日朝に発熱と脱力感といった症状が出たため、鏡湖醫院を受診。その後、22日になって発疹が出たことから、仁伯爵綜合醫院を受診し、公衆衛生研究所のPCR検査でデングウイルス3型であることが判明したという。

なお、患者の容体は安定しており、患者の同居者らにデング熱特有の症状は出ていないという。衛生局では、近隣住民に注意を呼びかけるとともに、蚊の駆除を実施したとのこと。

衛生局では、デング熱予防のため、自宅やオフィス周辺で蚊の発生源となる水たまりの除去、流行地の東南アジアを訪れる際は淡色の長袖シャツを着用すること、宿泊する場合は空調付きまたは蚊帳などのある施設を選び、外出時は虫除けスプレー等を使用するよう市民に呼びかけた。

マカオの医療機関では無料のデング熱診断を行っており、デング熱と疑われる症状が出た場合、すぐに医師の診断を仰ぎ、その際には海外渡航歴も伝えてほしいとした。

マカオは面積30平方キロの小さな都市で、人口はおよそ65万人。また、訪マカオ外客数は年間3000万人超に達しているなど、人口密度が極めて高く、人の出入りも多い。

マカオ衛生局によるデング熱への注意を呼びかける告知物(資料)-本紙撮影

マカオ衛生局によるデング熱への注意を呼びかける告知物(資料)-本紙撮影

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