マカオのパンダ、メスのシンシンが10歳の誕生日迎える=双子ベビーと一緒にお祝い

マカオ・コロアン島の石排灣郊野公園内にあるマカオジャイアントパンダパビリオンでは、1組のつがい(オス:カイカイ、メス:シンシン)と昨年(2016年)6月26日に誕生した双子の4頭のジャイアントパンダが飼育されている。

7月5日、メスのシンシンが10歳の誕生日を迎え、地元の保育園児ら100人を招いて誕生日イベントが開催された。同館を管轄する民政総署(IACM)によれば、誕生日にはスタッフが心を込めて作ったという竹を使った特製ケーキを準備し、先日1歳の誕生日を迎えたばかりの双子の赤ちゃんパンダと一緒に園児らの前に現れ、大いに賑わったという。

シンシンはオスのカイカイ(8歳)とともに2014年12月にマカオ返還15周年を記念して中国中央からマカオへ贈られることが決まったもので、2015年4月30日に四川省のパンダ保護研究センターからマカオへ空路到着し、同年6月1日からマカオジャイアントパンダパビリオンで一般公開がスタートした。今回がマカオで迎える3回目、母として2回目の誕生日となる。

マカオジャイアントパンダパビリオンの入館料は10パタカ(日本円換算:約140円)で、世界で最も安価でパンダを見学できる施設のひとつとして人気を博している。

10歳の誕生日を双子の赤ちゃんと一緒に迎えたシンシン(中央)=2017年7月5日、マカオジャイアントパンダパビリオン(写真:IACM)

10歳の誕生日を双子の赤ちゃんと一緒に迎えたシンシン(中央)=2017年7月5日、マカオジャイアントパンダパビリオン(写真:IACM)

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