マカオ・松山ロープウェイが約2週間ぶり運転再開…営業距離「世界最短」

実はマカオには鉄道がない。現在、東京・ゆりかもめ型の新交通システム「マカオLRT」の建設工事が進められている。なお、広義の意味での鉄道としては、鋼索線の「松山ロープウェイ(漢字表記:松山纜車)」が存在する。

松山ロープウェイを運営するマカオ政府民政総署(IACM)は7月5日、今年(2017年)6月21日から落雷によるパーツ故障のため運休が続いていた同ロープウェイについて、パーツの交換と試運転が完了したことから、運転を再開したと発表した。

松山ロープウェイは、マカオがポルトガルから中国に返還される2年前にあたる1997年に営業を開始。マカオ半島北部の旧市街エリアにあるフローラ公園(二龍喉公園)内にある駅とマカオ半島で最も標高の高いギアの丘(松山または東望洋山)の山頂近くにある駅の間を結んでいる。営業距離はわずか186メートルで、ガイドブック等では「世界最短」として紹介されることも多い。運転時間は午前8時から午後6時まで(月曜運休)、運賃は片道2パタカ(日本円換算:約28円)、往復3パタカ(約42円)となっている。

IACMによれば、ロープウェイ山頂駅近くの松山自然情報ステーションでピンクイルカ(中華白海豚、日本語名:シナウスシロイルカ)のマカオ周辺海域における生息状況などに関する特別展を開催しており、ロープウェイを利用して参観に訪れるのが便利とのこと。

マカオ・松山ロープウェイ(写真:IACM)

マカオ・松山ロープウェイ(写真:IACM)

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