第25回マカオフードフェスティバルが開幕…毎秋恒例の大型屋台村イベント

 マカオの観光名所のひとつとして知られるマカオタワー前の西灣湖広場で毎年秋に恒例開催され、今年(2025年)で25回目を迎える「マカオフードフェスティバル(中国語:澳門美食節)」が11月14日夜に開幕した。

 マカオフードフェスティバルは現地の飲食業商工連合会(澳門餐飲業聯合商會)が主催する大型屋台村イベントで、ご当地名物となっている中国料理やポルトガル・マカオ料理の数々をはじめ、世界各地のグルメが一堂に会する人気イベントとして知られる。

 今回のブース出展数は約140事業者で、およそ4割が初出展になるという。会場では、ステージパフォーマンス等のさまざまなプログラムも用意しているとのこと。

第25回マカオフードフェスティバルの会場を視察する岑浩輝マカオ行政長官ら=2025年11月14日、マカオ・西灣湖広場(写真:GCS)

 第25回マカオフードフェスティバルの開催期間は11月30日までの17日間。オープン時間は月曜から木曜が16時から23時、金曜から日曜が15時から24時まで(すべて現地時間)。会場へは無料で入場することができる。

 マカオにとって、独特の食文化は大きな観光資源だ。2017年11月にはマカオがユネスコ食文化創造都市に登録された。以降、マカオ政府はマカオフードフェアを含め、美食(グルメ)をフックにした各種観光プロモーションを積極展開している。

第25回マカオフードフェスティバルの会場を視察する岑浩輝マカオ行政長官ら=2025年11月14日、マカオ・西灣湖広場(写真:GCS)

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