マカオ、2025年1〜10月累計のカジノ税収は約1.5兆円…前年同時期から6.1%増、年度予算執行率87.5%
- 2025/11/14 9:09
- カジノ・IR
このほどマカオ政府財政局が公表した最新の財政収支資料によれば、今年(2025年)1〜10月累計の歳入は前年同時期から3.3%増の930億4745.8万パタカ(日本円換算:約1兆8003億円)で、年度予算執行率は83.3%だった。
経常性収入に限ると3.3%増の926億0177.9万パタカ(約1兆7916億円)で、年度予算執行率は85.7%。このうち、いわゆるゲーミング(カジノ)税収は6.1%増の774億7075.4万パタカ(約1兆4989億円)、年度予算執行率は87.5%。歳入に占めるゲーミング税の割合は83.3%に。
歳出は0.2%増の757億8955.4万パタカ(約1兆4664億円)で、年度予算執行率は68.8%。
財政収支は172億5790.4万パタカ(約3339億円)の黒字で、前年同期から19.6%増。年度予算執行率は9029.7%。
アフターコロナでカジノ売上の回復が進む状況を受け、財政予算における年間カジノ売上目標は2023年から段階的に引き上げられており、今年の年間目標は前年から11%引き上げの2400億パタカ(約4兆6435億円)となったが、7月9日に立法会で修正予算案が可決され、当初から5%下方修正の2280億パタカ(約4兆4113億円)とされた。(※上述の年度執行率は修正後予算ベース)
なお、1〜10月累計のカジノ売上は前年同時期から8.0%増の2054.27億パタカ(約3兆9746億円)で、修正目標値を8.1%、また当初目標値を2.7%それぞれ上回って推移している。






















