公道レースの第72回マカオGP開幕控え警察当局が違法車両取り締まり強化
- 2025/11/13 11:50
- 社会・政治
マカオでは、年に一度のモータースポーツの祭典「第72回マカオグランプリ」がきょう(11月13日)開幕を迎える。
マカオグランプリといえば、普段は一般車両が通行する市街地の公道をサーキットに転用することでも知られ、すでにガードレールや観客席なども設営も整っているが、レース開催時間帯以外は公道に戻り、一般車両の通行も可能だ。大会期間中はサーキット仕様になっている状況だが、競技時間帯以外は公道扱いのため、一般車両による公道でのスピード違反や不適切な改造は固く禁じられている。

マカオ治安警察局は11月12日、第72回マカオグランプリの開幕を間近に控え、速度超過や改造といった違法車両に対する取り締まりを強化して臨む中、同月1日から11日の間にサーキットに転用される道路を含むマカオ各所において延べ89回の交通検問を実施し、調査対象となった車両545台のうち31件のスピード違反を検挙したと発表。
また、タイヤサイズ不適合、バックミラー不設置、無灯火といった違法改造車両10台(バイク7台、自動車3台)を検挙したほか、違法改造に伴う基準値を超える騒音が疑われるバイク5台については、特別車検を受けるよう通知を発出したとのこと。
同局では、今後も継続して同様の取り締まりを実施するとし、自動車及びバイクのオーナーに対して法令及び安全規定を遵守するよう呼びかけた。
























